Gentoo Samba 接続できない

Samba サーバである \\miko に \\miko\rero などのディレクトリが存在するというところまでは見えるが，実際に \\miko\rero にアクセスしようとすると，数秒後に以下のエラーが表示されて失敗する．

　\\miko\rero は利用できない場所を参照しています。このコンピュータのハード ドライブ上、またはネットワーク上を参照している可能性があります。ディスクが正しく挿入されているか、またはインターネットやネットワークに接続しているかどうかを確認してから、やり直してください。それでも見つからない場合は、その情報は別の場所に移動した可能性があります。

そのときのログ (/var/log/samba/log.carnelian) は以下の通り．接続してすぐに切断されている．

[2007/11/17 16:50:04, 1] smbd/service.c:make_connection_snum(1033)
  carnelian (192.168.1.21) connect to service rero initially as user rero (uid=1000, gid=1000) (pid 22407)
[2007/11/17 16:50:12, 1] smbd/service.c:close_cnum(1230)
  carnelian (192.168.1.21) closed connection to service rero

バージョンと USE フラグのデフォルト値は以下の通り．samba-3.0.24-r3 では現象発生せず．samba-3.0.26a-r2 と samba-3.0.27 で現象発生．この間，ipv6 の USE フラグが「デフォルトで無効」から「デフォルトで有効」に変わっている．IPv6 サポートが有効だと何か特別な設定が必要なのだろうか？しかし，USE=-ipv6 と IPv6 サポートを無効にしても問題は解決しなかった．現在は正常動作する samba-3.0.24-r3 のままで運用を続けている．

[ebuild   R   ] net-fs/samba-3.0.24-r3  USE="acl cups pam python readline -async -automount -caps -doc -examples -fam -kerberos -ldap -oav -quotas (-selinux) -swat -syslog -winbind" LINGUAS="ja -pl" 0 kB

[ebuild     U ] net-fs/samba-3.0.26a-r2 [3.0.24-r3] USE="acl cups ipv6%* pam python readline -ads% -async -automount -caps -doc -examples -fam -ldap -quotas (-selinux) -swat -syslog -winbind (-kerberos%) (-oav%)" LINGUAS="ja -pl" 0 kB

[ebuild     U ] net-fs/samba-3.0.27 [3.0.24-r3] USE="acl cups ipv6%* pam python readline -ads% -async -automount -caps -doc -examples -fam -ldap -quotas (-selinux) -swat -syslog -winbind (-kerberos%) (-oav%)" LINGUAS="ja -pl" 0 kB

追記 3/30

net-fs/samba-3.0.28 で問題なくなった模様．