割り箸とつまようじ

最近の割り箸にはつまようじが一緒に入っていることが多い.ここで,割り箸入れの一方の端を親指で押し,もう一方の端を破るという方法で割り箸を取り出そうとしたとき,もしつまようじが入っていれば,親指をグサッとやる非常に恐ろしい事故が起こってしまう.(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル.
そこで,この事故を未然に防ぐための全く新しい割り箸システムを考えてみた.実現可能であれば特許でも取って商品化して欲しい.
文字での説明のために割り箸の手で持つ側をA,食べ物を挟む側をB,中点をCとしよう.

案1

割り箸入れを親指で押す側につまようじの先端が向いていなければいいのだ.そこで,仮にAの側につまようじがあるとき,つまようじの先端をBの方向に向けておき,Cの位置に弁を設け,つまようじが割り箸入れの内部を移動しないようにする.問題は,弁付きの特殊な割り箸入れを実現するためのコストだ.

案2

大まかなアイデアは案1と同じだが,つまようじが割り箸入れの内部を移動しないようにするために,割り箸とつまようじを固定してしまう.固定する方法は,割り箸とつまようじを接着する,または,割り箸とつまようじをくっつけた物体を削り出す,などが考えられる.案1と同様に実現するためのコストの問題がある.

案3

非常に現実的な解である.割り箸入れのBの側を強く接着して破れなくして,つまようじの先端をAの側に向けておく.すると,Bの側は破れないため,仮にAを親指で押しても割り箸が割り箸入れから動かず,つまようじが親指に刺さらない.Bを親指で押せば,Aの側が破れて割り箸が取り出せるが,つまようじの先端はAの側を向いているので,やはりつまようじは親指に刺さらない.割り箸入れの破れる側が視覚的に分かるようにしておけばAが親指で押される可能性がより低くなるためベターである.

番外

つまようじの先端を尖らせない.すると刺さらない.いいアイデアだと思うが,つまようじが使い物にならないという説がある.