科学と疑似科学の境界
少し前の飲み会での話題.Wikipedia に疑似科学を判断する基準が示されている.
ハインズは『超科学をきる』(ISBN:4759802754)で疑似科学の傾向を以下のようにまとめた。
- 反証不可能性
- 検証への消極的態度
- 立証責任の転嫁
特に言及されているのは「反証不可能性」で,科学理論は反証事実が挙がれば否定されるのに対し,疑似科学は反証ができないか,できない構造にしている,とのこと.
例えば,相対性理論はタキオン粒子の存在を示せば否定できるのに対し,降霊会は仮に失敗しても「霊の実在を疑う者がいたための失敗」などと主張でき,このような主張を認めればいかなる事実を示そうと否定することができない,すなわち反証不可能となる.
疑似科学 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E4%BC%BC%E7%A7%91%E5%AD%A6